グローバル市場で統合型リゾート(IR)の開発・運営をするメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド(本社:香港、NASDAQ:MLCO、以下メルコリゾーツ)が、11月30日(木)に日本でのIR開発・運営のための重要な戦略発表会を開催した。
会長兼最高経営責任者(CEO)のローレンス・ホー氏 と、日本法人の社長に着任した白男川亜子氏から、日本市場向けのIRを開発するための計画について説明された。
ローレンス・ホー氏は、「地元企業とのパートナーシップ、優れた世界初のアーキテクチャとデザインに投資し、洗練されたエンターテインメント体験を創り出し、これまで私たちが最先端の技術をIRづくりに組み込んできたように、日本でも取り組んでいく」と述べ、また、世界で最も先進的なゲーミングとエンターテインメントの場になることを目指し、エネルギーニュートラルで文化的にもふさわしい建築物の創造に加え、周囲の環境に溶け込む未来的な外観の検討を続け、 また、責任あるゲーミングとセキュリティを実現するために、世界で最も先進的な技術を活用したセーフガードシステム「メルガード」の独自開発を進め、最も安全で安心できるIR施設を目指し取り組んでいくと述べられた。
白男川亜子氏は、本システムについて「メルコリゾーツが所有し、独自開発しているこの技術は、日本政府が継続的に検討している社会的に安全なIRを実現させるための有効的な手段といえます。このバックエンド技術は、いかなる規制においても柔軟に対応が可能であり、最新の生体認証システムは、人為的エラーの可能性を減らします。」と述べている。
ローレンス・ホー氏は、「シティー・オブ・ザ・フューチャー(未来都市)は、周りの環境もより良いものにするでしょう。持続可能な地元での消費を生み出し、さらに“マス・ラグジュアリー”といわれる最も貴重な富裕層観光客を惹きつけることができます。数ヶ月後には、さらに新しいアイディアを発展させ、“日本にとってベストなものだけでなく、何を提供すればさらに良くなるか?”という答えを探しながら、チームやパートナーと邁進していきたい」と締めくくった。